ARIAのアンプ

先日買った Counterpoint SA-3 が素晴らしくて、Michael Elliott はやはり天才であったかという確信を新たにしているわけだが、よく知られているように Counterpoint は10年前に潰れて、エリオットは現在 ARIA という小さなメーカーを興して頑張っている。で、ARIA のサイトをみると、基本的に一つの製品のコンフィグレーションのバリエーションを売ってるわけだが、いちばん安いモデルは Factory Direct で $4499 である。小さなメーカーのハイエンドとしては頑張った値段だ。がしかし、これが日本に入ってくると200万円なんである。しかも電圧を日本向けに変えているわけでもなく、アメリカで売ってるそのままのものをぽんと輸入して売ってるだけだ。なんという不合理 (ちなみにこの代理店もステラヴォックス系列である。さすがというかなんというか)。なにもしないで四倍の値段をつけてハイエンドでございっていい商売だなあ。

50万なら相当頑張れば買えない値段ではないが、200万でははなっから諦めるしかない。日本に代理店がある以上直販はしてくれないだろう。世の中、こうやって売れるべき商品が売れないことがたくさんあるに違いない。