なぜだ?

昨日の夜「落ち着いた」みたいなことを書いたのだが、それから数時間ずっと何かしら音楽を聴いていて、アシュケナージの弾くラフマニノフのピアノ協奏曲2番でふと気がつく。やけによくなってねえか? なにしろ冒頭のピアノの低音がなんの躊躇もなく「ごーん」と沈むのである。こういうピアノの低音なんてのはどうしても濁るというか歪むというか、こんな風にきれいには出なかったはずだ。同じくラフマニノフの三番とかモーツアルトとか、あるいはフェイ・ウォンとかを続けて聴いて、どうもこの変化が気のせいではないらしいことを確信する。

最近何かしたかというと、MIT のデジタルケーブルと Xindak のラインケーブルおよび電源ケーブルくらいで、どれも大して高級なものではないし、デジタルケーブルの方は既にそれによる変化をある程度感知できていたわけだから、Xindak のケーブルがこなれてきたのが効いたのか? 「ケーブルで音が激変!」みたいなのに与するのはイヤなのだが、今までとは明らかに水準の異なる音が出てるのも事実である。というわけでよくわからんがとりあえず「Xindak マンセー!」と言っておこう。